「中期経営計画実現の遅れを巻き返したい」

BentoBoxの事例

先日、日本の大手総合科学メーカーの事業部にて、中期経営計画に掲げた目標達成のための計画を議論する場をサポートさせていただきました。


背景

  • コロナの影響により、当初の計画の柱であった新製品の顧客導入テストが遅れがちになり、中期経営計画の遅れが発生している。
  • さらに、事業部関係者(営業、製造、技術開発)が一堂に会し対応を徹底的に議論することができていない。
  • 結果として、各論では様々な対応案が出るが、一致団結した方向転換やマイルストーンの引き直しが実現していない。

BentoBoxセッションをご活用いただいた部門マネジャーのニーズは下記の通りでした。

「事業部のコアメンバーに集まってもらい、現状認識を深く共有し、さらに各部門の立場を超えた対応策の意見を引き出したい。」

「(メンバーには自分よりも役職の高い方も多く)自分自身が前に立って議論をリードするのではなく、BentoBoxツールを活用しフラットに意見を引き出したい。」

「目標を再検討するのではなく、あくまでも計画を見直したい。それに適したBentoBoxモジュールを使いたい。」

事業部のコアメンバー6名がリアルに集い、「PYWF(Planning Your Way Forward)というBentoBoxモジュールを活用し、1日かけて討議をした内容はご参加のみなさまにとって課題と前進の方向性の認識合わせを図る機会となりました。

参加者の感想をいくつかご紹介いたします。

マイルストーンの中身を詰めたことには前進を感じる。時間がかかるものとそうでないものの仕分けが明確となった。

● (あるマーケティング施策案について)やっぱりこれ大事じゃん!とこのメンバーの認識が一致したことは大きな前進であった。


● 部門を横断して、他部門の方とこれだけ長時間しっかり話す機会が無かった。こういう機会は貴重であった。


● トラブル対応のために当日遅刻者が出たが、BBI㈱のガイドの方から今日の議論は一筆書きの議論(一期一会の機会)ですと言われ、あえて開始時間を遅らせる判断をしたことは良かった。しっかりと場の雰囲気をキープして議論が進められた。